ポールスミス

歴史 ポーリーン・デニアとの出会い

ポールスミスは1946年の7月5日に、イギリスのノッティンガムに生まれました。ポール・スミスの少年時代の夢は、自転車レーサーになることでした。出身地ノッティンガムでは地元のサイクリングクラブに入り、一日に100キロ以上走ることもあったそうですから、本気でレーサーを目指していたことが分かります。 ところが、ロンドンからのロードワークの帰り道に交通事故に遭い、レーサーになる夢を断念せざるを得なくなります。 目標を失ったポールはやがて地元のパブに入り浸るようになるのですが、そこでの様々な出会いが、ポールのこの先の人生を決定づけていくことになります。 パブで出会ったのは、アートスクールに通う同年代の友人たちでした。彼等のオーガナイザーとしてあれこれ仲介役を果たすうちに、アートの世界の魅力にしだいにひかれていったポールスミスは、17歳の時にこうした仲介を自分自身の仕事にしてみようと決心します。 新しく進むべき道を見出したポールは、仲間からのあらゆる依頼に懸命に応え、シャツの工場を探してくれと頼まれれば、その仲介や、仕上がってくるまでの細々とした手配もこなしていきます。 そんな日々を過ごすなか、ロイヤルカレッジでテキスタイルの教師をしているポーリーン・デニアと知り合い、やがて同居を始めました。当時ポーリーンには2人の子供いたことから、ポールスミスは20歳にしてファミリーの長となるわけです。 ここからポールスミスは家族を養うために懸命に働き続けます。それはまさに快進撃と言っても良いもので、この時の旺盛な働きぶりがあったからこそ、今のポールがあるのだと言っても過言ではないでしょう。