ポールスミス

絶妙なコーディネイトで柔らかな動きを表現する「ポール・スミス ブラック」

ポール・スミス ブラックはビジネスシーンでの着用を想定したレディスウェアのラインです。オンビジネスを想定していると言っても、遊び心が満載です。ただし誰よりもテイラーファッションを知り抜いているポールスミスですかから、テイラードジャケットとの使い方が非常に洗練されています。逆に言うとここまでジャケットの着こなしが上手な女性が身近にいたら、男性なら一発でノックアウトされてしまうかも知れませんね。 2011年春夏のポール・スミス ブラックは一部でパンツのコーディネイトも見られますが、ほとんどがスカートをボトムスに持ってきています。そしてどのスカートも動きがあってきれいですね。このへんは軽い素材を用い、ボディに沿った曲線を描くパターンによってリーンでフェミニンなスタイルを生み出していこうというコンセプトが見事なまでに成功していることを証明しています。また太いベルトやグログランリボンでウエストを美しくシェイプすることで、エレガントなシルエットをつくりだしている点もいいですね。 今回のポール・スミス ブラックをよく見ても分かりますが、これと言って斬新なアイテムは顔を出していません。なんか全て組み合わせの勝利という感じです。「ひねりのあるクラシック」というポールスミスのコンセプトが、絶妙なコーディネイトによって上手く具現化されているというのが、2011年SSシーズンのポール・スミス ブラックと言えるでしょう。